エアフローについて
エアフローとは
当院では、皆様により良い口内環境を提供するため、新しいクリーニング技術「エアフロー プロフィラキシス マスター」を導入しました。この技術では、非常に細かいパウダーを使って、歯の表面に付着した着色や汚れを効果的に除去します。特に、タバコのヤニや食べ物の色素など、普通のブラッシングでは落ちにくい汚れもきれいにすることが可能です。
このエアフロークリーニングは、細かなパウダーを歯に吹き付けることで、歯や歯茎を傷つけることなく、歯の表面に付着したステインなどを除去し、歯の隅々まで綺麗にします。また、歯周病の原因となるバクテリアの除去にも非常に効果的で、歯と歯茎の健康を守るのに役立ちます。
当院で使用しているエアフローパウダーには、非常に微細な粒子を使用しており、甘い風味のパウダーは治療中も快適さを感じていただけるはずです。この治療は、幼児から大人まで、また歯列矯正をされている方にも適しており、予防ケアや定期的なメンテナンスにも最適です。
また、当院で使用している機械は、虫歯や歯周病の原因となる歯にこびりついた細菌の塊(バイオフィルム)も除去することができるため、予防にも効果的です。
さらに、昔のパウダークリーニングで不快な経験をされた方にも、当院の新しい方法なら快適に感じていただけることでしょう。当院では、粒子が細かい「プラスパウダー」と、より頑固な汚れに効果的な「レモンパウダー」を使い分けています。
タバコのヤニやステインが気になっている方、くすんだ歯の色を蘇らせたい方、矯正治療中のためブラシで着色除去できない方、歯周病予防をしたい方はどうぞお気軽にお試しいただき、新しいクリーニング体験をお楽しみください。
次のような方に特におすすめです!
- 短時間で効果的なクリーニングを受けたい方
- コーヒーやタバコのヤニなどのステイン(着色汚れ)が気になる方、歯を白くしたい方
- 歯のくすみを気になる
- 歯をできるだけ傷つけずにクリーニングしたい方
- 歯質を強化して虫歯予防をしたい方
- 歯肉炎や歯周炎の予防処置をご希望の方
- インプラントのメインテナンスが必要な方
- 矯正治療中の方
- 矯正治療中で歯の汚れが気になる
- 通常のクリーニングで歯がしみた経験のある方
- 新しいクリーニング方法を体験してみたい方
エアフローの期間と費用
期間 |
1回60分 |
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費用 |
11,000円(税込) |
エアフロークリーニングの流れについて
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感染予防と検査
まず、洗口液で口をすすぎ、その後歯、歯肉、歯周組織の検査を行います。
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染出し
染出し液で歯の表面を染色し、バイオフィルムの除去がどれくらい必要かを目視で確認します。
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情報提供・セルフケア指導
予防の重要性と適切な口腔衛生について説明し、個々の患者様に最適な清掃器具を推奨します。
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歯肉縁上・縁下のエアフロー
エアフローを使って、バイオフィルムやステイン、早期の歯石を除去します。この処置は天然歯や修復物、インプラントにも適用され、最深部で4mmまでの歯肉縁下もクリーニングします。
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歯肉縁下のペリオフロー
4mmから9mmまでの歯周ポケットがある場合には、ペリオフローを使用して深部のバイオフィルムを除去します。これは特に天然歯の深いポケットやインプラント周囲粘膜炎がある場合に有効です。
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スマートピエゾンとPSチップ
エアフローで取り除かなかった歯石を除去します。
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汚れが残っていないかの指差し確認
バイオフィルムや歯石の残りがないかを最終確認し、歯面にフッ素を塗布して歯質を強化します。
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新たなメインテナンス予約
歯肉の健康を維持し、生活の質を向上させるために、リスク分析に基づいた次のメンテナンス時期をご提案します。
エアフローのメリット
・デメリット
エアフローのメリットについて
- 時間効率
短時間で歯をきれいにすることができます。忙しい方でも気軽に受けられるクリーニング方法です。 - 細部までのクリーニング
細かい歯の溝や歯と歯の隙間など、通常の保険適用のクリーニングでは落としにくい着色も、細かいパウダーが汚れを効果的に取り除きます。 - 歯を傷つけない
研磨剤を使用しないため、天然の歯や被せ物に傷がつくことがありません。歯を優しく、かつ効果的にケアします。 - 汚れの再付着防止
クリーニング後は汚れが付きにくくなるため、長持ちする清潔感を保つことができます。 - 歯質強化
バイオフィルムがしっかりと除去されることで、その後に適用する歯質を強くする薬剤の浸透が良くなり、虫歯予防や歯の健康維持に効果的です。
これらの利点により、エアフロークリーニングは多くの患者様に選ばれています。健康的な歯と美しい笑顔を維持するための最適な選択肢です。
エアフローのデメリットについて
- 保険適用外
この処置は保険が効かないため、自費診療となります。そのため、費用がかかる点がデメリットとされます。 - 健康状態による制限
喘息などの持病がある方は、細かいパウダーが原因で症状が悪化する可能性があるため、処置を受けられない場合があります。 - 歯周病の事前治療が必要
歯周病が進行している方は、エアフロークリーニングを行う前に、まず保険診療による歯周病の治療が必要になることがあります。これは、感染リスクを減らし、処置の効果を高めるためです。 - 複数回のセッションが必要な場合
汚れが多い場合、効果的なクリーニングを行うためには、複数回に分けて処置を行う必要があります。これは時間とコストがさらにかかることを意味します。
これらのデメリットを理解した上で、エアフロークリーニングが自身のニーズや健康状態に合っているかどうかを検討することが重要です。
エアフローのよくある質問
Q.一度の施術で着色は取れますか
A.着色の程度により時間は変動しますが、
一度の施術で着色を取ることができます。
着色の程度や時間の関係で二度に分けて
施術させていただく場合もございます。
Q.痛みはありますか
A.ほとんどの場合は痛みなく行えます。ただし、知覚過敏の方や歯に小さなヒビがある方など、お口の状態によってはパウダーを吹き付ける圧によってしみる場合がございます。
当院ではお水の代わりにお湯で対応することも可能ですので、知覚過敏がある方は事前にお申し付けください。
Q.エアフローをした後どのくらいで着色してきますか
A.食生活や生活習慣によって変動しますが、着色しやすい方は定期的にエアフローを受けられる方が多いです。
また、着色除去に特化した歯磨き粉を使っていただくことで着色を予防することができます。
エアフローの注意事項
- エアフローは外来性の着色は落とせますが、本来の歯の色自体は白くできません。
歯自体を白くしたい場合はホワイトニングが必要です。 - エアフローはパウダーを噴射する際、エアーと水も同時に噴射するため、まれに知覚過敏のような症状が出ることがありますが、その場合は水ではなくお湯で対応できますのでお申し付けください。
- エアフロー後の制限は特にございませんが、食事や飲食の内容によって着色するスピードが異なります。
- 定期的にエアフローを受けられることをオススメします。
- 呼吸器疾患のある方、病的に深い歯周ポケット(6mm以上)、及び粘膜病変のある方、重篤な消化器官潰瘍のある方、肝臓障害のある方、心機能障害、肺機能障害のある方、心機能障害・肺機能障害のある方、口腔内に疾患(口内炎、口腔粘膜炎等)・損傷(外傷、火傷など)・口腔内に炎症、潰瘍、充血、出血、びらん、まひ感等が認められる方、ナトリウム摂取に関して制限のある方(高ナトリウム血症、妊娠中毒症、腎臓疾患、慢性呼吸疾患及び慢性下痢)は症状が悪化する場合がありますので、お断りさせていただいております。